2016年 11月 16日 (水)
雲ひとつない澄みきった青空が広がっている。
13日の日曜日、ひとりで行縢山(829m)へ登った。
山は初冬である。落ち葉やドングリの落ちている登山道を歩く。途中苔むした倒木がたくさんあってその切り口にツタが張り付いていた。このツタはまだ緑だ。見上げる絶壁の下の登山道は岩ばかりで大きな岩の間を縫うように登っていく。急峻なルートもあって、ときには岩を乗り越えなければならない。沢沿いを進むルートではロープやチェーンが張られていたりする。雨の日はかなり危険が伴いそうだ。
峠を過ぎると、林の中を行くルートになるが、木の根っこが露出した登山道だ。いろいろな木の根っこが無数に絡み合って露出している。鬱蒼とした原生林の中に、紅葉したモミジやサルカキの実を見ることができた。これぞ秋の色だ。
登山道のすぐ脇にギョッとするような物を発見した。獣の骨だ。顎の骨やその他の骨が散らばっている。ここで死んで白骨化したようだ。歯の形からして草食動物ではないかと思われる。
この原生林は やがて訪れる厳しい冬になると 人間だけでなく野生動物の進入さえも拒むのかもしれない。
頂上には 20人ほどの登山者がいた。熊本から来たという女性だけのパーティーもいた。
爽やかな風が吹いてくる。いい汗をかいて心地よい疲労感を感じた。
↓ ドングリの登山道

↓ 木の根っこの登山道

↓ 岩の登山道

↓ 倒木のツタ

↓ 登山道のモミジ

↓ サルカキの実

↓ 動物の骨

カメラ=OLYMPUS SZ-31MR
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ムカバキヤマの登山草木の自然を見られるのは最高!!!
時にはむごい自然を見せてくれますね。
サルカキとサルトリイバラは同じものという記事をやっと見つけだしました。サルカキとは地方独自の呼び名でしょうか?
猿掻
読み方:サルカキ
サルトリイバラの別称。
ユリ科の落葉つる性植物、薬用植物
こんな記事見つけました。これで安心して眠れます