2022年 5月 18日 (水)
ウオーキングコースの途中に沼地を横切る場所があって その付近が最近賑やかだ。
チョウ、トンボなどの昆虫、ヘビ、カメなどの爬虫類、カラス、トビ、ウグイスなど数種類の鳥の声が聞こえる。
それに 通路脇の土を掘り返したような跡もある。恐らくイノシシの仕業だろう。
地元の人の話では 「マムシ」もよく出るという。
ウオーキングシューズではなく 登山靴、ゴム長靴の方がよさそうだ。
昨日 大きなトンボがいたので「オニヤンマ」か?‥‥と見たが 飛び方、大きさからみてちょっと違う。
観察すると 「ヤマサナエ」 だった。体型から♂のようだ。
体長62-70ミリ。成虫は4月から7月にみられ低山地、沼地などによくみられる。翅胸前面の黄色斑はL字型。
間違いなく 「ヤマサナエ」 だ。
<ヤマサナエ>「シオヤトンボ」 も観察できた。
体長40ミリくらい。山間の湿田に多く発生する。羽化してまもない個体は黄褐色に黒い斑がみられる。
成熟すると粉を吹くそうだ。
観察した個体は 白いので成熟した個体のようだ。翅は無色。
<シオヤトンボ>コースから外れて沼地のアシの茂みの方へ入っていくには ウオーキングシューズではなくゴムの長靴が必要だ。
それなりの服装、装備をしてウオーキングコースから外れて 沼地の中へ入っていけば もっとたくさんの珍しい生き物に出会えるかもしれないが、ハチ、ヘビ、ヒルなどいわゆる危険生物と遭遇することを覚悟しなければならない。
それは ちょっと・・・と躊躇してしまう。
季節に合わせて 出会う生き物も変わってくる。
これから先 雨が降り続く梅雨時 そして夏の猛暑の時季には どんな生き物たちと出会えるだろうか。
楽しみだ。
カメラ:Canon SX420is
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