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クモにも劣る・・・

2022年 7月 20日  (水)
久し振りのブログアップだ。
自治会のこと 地域の行事等で手が回らなかった・・・と言い訳しておこう。

先月、大阪府富田林市で 2歳の女児が放置され熱中症で死亡した事件があった。
逮捕された祖母らは遊びに行っていたという。人間の命をなんと思っているのだろう。
なんとも酷(むご)い出来事だ。

今月初めウオーキング中 見覚えのあるクモの巣を見つけた。
「カバキコマチグモ」というクモの巣だ。
<カバキコマチグモの巣>


「カバキコマチグモ」は2013年6月3日にブログアップしたことがある。
国内最強の毒グモである。
咬まれると数日間痛みが続くほどの神経性の毒をもっている。
雌は巣の中で100前後の卵を産み、孵化するまで巣の中で卵を守る。
生まれた子供は 1回目の脱皮がすむと 一斉に生きている母グモにとりついて体液を吸い取ってしまう。この間、母グモは身動きができないわけではなく、敵が近寄れば威嚇して追い払おうとすることが観察されているが、子供に対しては抵抗しない。母グモは 30分ほどで絶命する。
いわば 母親が 子供らの成長を助けるために我が身を捧げるというなんとも不可思議な生体で有名なクモだ。

翻って人間はどうだろうか。
いい年をして遊び惚(ほう)けて 食事も水も与えず放置して幼気(いたいけ)な子供を死なせてしまった。
なんと無慈悲で罪深い大人だろう。クモにも劣る人間だ。
放置された子供の姿を想像するだけで寒気がする。
これから 裁判が始まり罪を償うことになるだろうが 大人として親としての責任の重さを感じ取ってくれるだろうか。
クモにも劣る人間だから 無理かもしれない。

カメラ:Canon SX420is 

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ネギ坊主

2022年 5月 31日  (火)
昨日の午後雨が上がってきょうは雲の合間から陽が射すような天気だ。
梅雨入りしそうだが 梅雨入りの発表がない。
なんともムシムシする天気だ。

午後ウオーキングに出かけると 畑のあぜ道に 「ネギ坊主」 らしきものが見えた。
今はもう耕作されていない ほぼ荒れ地に等しい雑草の中に頭を出している。
写真に撮って調べてみると どうも玉ねぎの 「ネギ坊主」 らしい。
放置された玉ねぎが 芽を出し成長したもののようだ。
<ネギ坊主-1>

<ネギ坊主-2>
negibouzu-2.jpg
近づいて見ると 「ネギ坊主」 という名前に似合わず かわいく愛らしい。
丸い部分は 小さな花の集合体だ。
茎がスラリと伸びて 風にゆらゆら揺れている。
調べてみると なんと 「ネギ坊主」 に花言葉があったのだ。
「ネギ坊主」 の花言葉というよりネギの花ことばのようだ。
ネギの花言葉は 「笑顔」 「ほほえみ」 「愛嬌」 「挫けない心」
ネギの花のふわふわした可愛い姿や、葱坊主と呼ばれる愛らしさが由来とされ、「挫けない心」は、真っすぐ葉を伸ばす様子や、生長点を残してカットすると葉が何度も生えてくることからイメージして付けられたという。
「ネギ坊主」 にピッタリの花ことばだ。
一輪挿しにちょうどいい・・・と思ったが 風にゆらゆら揺れているのを折るのは忍びない。
そのままにして畦道を離れた。

葱坊主 畝一筋に 残りけり  野村喜舟

カメラ:Canon SX420is 

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トノサマバッタ

2022年 5月 22日  (日)
ウオーキングコースの沼地で 「トノサマバッタ」 を見つけた。
「トノサマバッタ」 は 緑系と茶色系がいるが発見したものは茶色系だった。
この付近は 沼地が広がって田畑がないので農薬散布の心配がなく昆虫天国だ。
「トノサマバッタ」 は 警戒心が強く これほど間近で観察できることは幸運だ。。
人が近づくと あの逞しい後ろ足でジャンプし 一気に飛んで逃げてしまう。
飛翔距離は十数メートルほどだが 飛翔して草むらの中に入るともう見つけづらくなる。
<トノサマバッタ-1>
tonosamabatta-1.jpg
<トノサマバッタ-2>
tonosamabatta-2.jpg


「トノサマバッタ」 は 日本では全土に分布するが 長崎県では レッドリストで「トノサマバッタ対馬個体群」(LP)の指定を受けているという。何らかの理由で個体数が減っているのだろう。

天敵は スズメバチやカマキリなどの大型の肉食性昆虫と、クモやムカデなどの肉食性節足動物、ヒキガエルやトノサマガエルなどの両生類、ヘビやトカゲなどの爬虫類、モズやチョウゲンボウなどの鳥類、キツネやタヌキなどの哺乳類とあるが 一度だけモズの「はやにえ」で 木の枝にくし刺しされている 「バッタ」 を見たことがある。
この沼地には エサも豊富だが 天敵もたくさんいると考えられる。
わたしがカメラを向けても 食事に夢中で逃げる様子は見られなかった。

カメラ:Canon SX420is 

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クモの赤ちゃん

2022年 5月 19日  (木)
曇り空の一日。
半袖でウオーキングすると汗が滲んでくる。

ウオーキング中 クモの赤ちゃんの誕生を観察できた。
「ジョロウグモ」 の赤ちゃんだ。
「卵のう」から出てきたばかりの無数の赤ちゃんたち。
数えようとも数えきれない数だ。1,000匹は超えているように思うがどうだろう。
発見したときは黒い塊のように見えていたが 時間が経つにつれ四方に広がっていく。
まさに ”蜘蛛の子を散らすように・・・” という言葉がピッタリだ。
<クモの赤ちゃん-1>
kumo-1.jpg
<クモの赤ちゃん-2>
kumo-2.jpg
<クモの赤ちゃん-3>
kumo-3.jpg
<クモの赤ちゃん-4>
kumo-4.jpg

これまで 「卵のう」の中で成長し、今はまだ糸の中にいるがそこを出た瞬間から 弱肉強食の厳しい自然界だ。 
これだけの数のうち 生き残るのはどのくらいいるのだろう。
きっとわずかに違いない。
ひとつの「卵のう」から誕生する圧倒的な数のおかげで一部は必ず生き延びることができるだろう。そして、生き残った個体が卵を産むことで、また大量の子供が生まれる。これも厳しい自然界で種の存続のための手段即ち生存戦略なのだろう。
クモは 気持ち悪いという人が多いが こうして生命の誕生を間近で見ると 一匹でも多く生き残ってほしいと思ってしまう。

もうすぐ夏。
「ジョロウグモ」が 雑草の間に糸の巣をつくっていたら 近寄って尋ねてみたいものだ。
「君の誕生日は 2022年5月19日かい?」って。 

カメラ:Canon SX420is 

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沼地

2022年 5月 18日  (水)
ウオーキングコースの途中に沼地を横切る場所があって その付近が最近賑やかだ。
チョウ、トンボなどの昆虫、ヘビ、カメなどの爬虫類、カラス、トビ、ウグイスなど数種類の鳥の声が聞こえる。
それに 通路脇の土を掘り返したような跡もある。恐らくイノシシの仕業だろう。
地元の人の話では 「マムシ」もよく出るという。
ウオーキングシューズではなく 登山靴、ゴム長靴の方がよさそうだ。

昨日 大きなトンボがいたので「オニヤンマ」か?‥‥と見たが 飛び方、大きさからみてちょっと違う。
観察すると 「ヤマサナエ」 だった。体型から♂のようだ。
体長62-70ミリ。成虫は4月から7月にみられ低山地、沼地などによくみられる。翅胸前面の黄色斑はL字型。
間違いなく 「ヤマサナエ」 だ。
<ヤマサナエ>
tonbo-1.jpg

「シオヤトンボ」 も観察できた。
体長40ミリくらい。山間の湿田に多く発生する。羽化してまもない個体は黄褐色に黒い斑がみられる。
成熟すると粉を吹くそうだ。
観察した個体は 白いので成熟した個体のようだ。翅は無色。
<シオヤトンボ>
tonbo-2.jpg

コースから外れて沼地のアシの茂みの方へ入っていくには ウオーキングシューズではなくゴムの長靴が必要だ。
それなりの服装、装備をしてウオーキングコースから外れて 沼地の中へ入っていけば もっとたくさんの珍しい生き物に出会えるかもしれないが、ハチ、ヘビ、ヒルなどいわゆる危険生物と遭遇することを覚悟しなければならない。
それは ちょっと・・・と躊躇してしまう。

季節に合わせて 出会う生き物も変わってくる。
これから先 雨が降り続く梅雨時 そして夏の猛暑の時季には どんな生き物たちと出会えるだろうか。
楽しみだ。

カメラ:Canon SX420is 

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